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今回は、みんな大好き♡モネです✨


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これは、セザンヌがモネについて残した言葉です。

モネの絵はただ見たままを描いている。そういうモネの在り方、見方がすごく素晴らしく非凡である、ということ。

モネは印象派の巨匠、「光の画家」と呼ばれています。

それはなぜなのか?

今回は、生涯画家として生きたモネの人生と探究について、モネの視線を追いながら見ていきたいと思います。


Monet's Profile


Claude Monet(クロード・モネ)
November 14, 1840 – December 5, 1926

フランス・パリで生まれ、5歳の時に引っ越したノルマンディー地方のル・アーヴルというところで少年時代を過ごしたのが、モネの大きなルーツ。

86歳で亡くなっているので、結構長生きされていました。
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西洋美術史上では、印象派が1870年代から始まり、後期印象派が1900年の少し前頃からとカテゴライズされています。
まさにこの印象派の代表がモネやルノワール、後期印象派がゴッホやセザンヌです。モネはセザンヌとだいたい同世代くらい。

彼らは、ほぼ同じ時代を共に生きていました

日本はちょうど江戸時代から明治時代に変わる頃。開国により日本文化もヨーロッパへと伝わりました。そのため、印象派の画家たちは日本が大好きで、浮世絵などから日本の影響を受けていました。

モネにとっては、1860年前後が波瀾万丈の時期でした。

Boyhood



セーヌ川の河口、海につながる辺りの港町に、ル・アーヴルという地域があります。
5歳の時にパリから引っ越し、ここで暮らしていました。モネはこの港町の絵をよく描いています。
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1874年    『ル・アーヴルの旧外港の風景』

お父さんが雑貨屋さん、お母さんは歌手でした。お父さんは家業を継いでほしかったのですが、小さい頃からモネは画家になりたいと決めていました。
11歳の時にル・アーヴルにあった美術学校に入学します。

この頃からモネは、絵が上手な少年だと巷で噂に。14〜15歳頃には風刺画をよく描いていて、お父さんのお店で10フラン(1,000〜1,200円ほど)で売っていました。
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モネといえばブーダン

そんな中、この風刺画を見たある人物がモネに声をかけます。
それが、ウジェーヌ・ブーダン。ブーダンは20歳ほど年上で、同じル・アーヴルに住んでいました。

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ある日、このモネの風刺画を目にしたブーダンは、「そんな風刺画ばかり描いてないで、風景画を一緒に描こうよ!」と、勧めてくれたのです。