むかしむかし、識字率が圧倒的に低かった時代に、『キリスト教』の信仰が瞬く間に世界中に広がったのは、なぜか?
21億7,000万人
これは、世界中で『キリスト教』を信仰する人々の数。世界の総人口の3分の1にあたります。民族・人種を超えて、時代を超えて信仰が広がり続けているのは、なぜか?
幅広く、大多数の人に認知され、受け容れられる。
ご自身でビジネスや何か活動されている人であれば、社会に伝えたい想いがある人であれば、是非とも学ぶべき『キリスト教』というマーケティング手法。
ということで前回は、前提として【神話と宗教】 について綴りました。
今回はいよいよ、ArtLOVER的『キリスト教芸術×マーケティング論』の全貌【キリスト教マーケティング、6つの考察】について、解説させていただきます。
1. やっぱり必要、絶対的・圧倒的カリスマの存在。
Vol.1で、世界の人々を一つにまとめるためには、
✓ 育った環境が異なる人間をも統率できる秩序これらの要素を併せ持つ「圧倒的カリスマ」が必要不可欠。そうして生まれたのが「キリスト教」である。
✓ 多神教の神々よりももっと上位の象徴的存在
✓ 目に見える存在=「人格神」
✓ 絶対的な「唯一神」
と、お伝えしました。
「カリスマって古くない?!」と思った人もいるでしょう。でもね、ビジネスや活動、あなたの想いをより多くの人に、広く深く認知されたいのであれば、結局のところ「誰が」が非常に大事なのです。
どんな人が言っているのか?どんな人が創ったのか?どんな人が売っているのか?
やっぱり、人は「人」に惹かれる。
では、どんな人に惹かれるのか?キリスト教における「イエス・キリスト」をモデルに考察する『絶対的・圧倒的カリスマ』とは
✓ ブレない「秩序=順序・筋道」を示す人であること
✓ 憧れ・尊敬の対象となる「象徴的存在」であること
✓ 目に見える存在=カリスマとは言え人間らしさ・親近感があること
✓ 唯一無二の存在であること
時代が変わっても変わらない、カリスマ像・リーダー像です。
2. まずは、普遍性。
そもそも「普遍性」とは…