歌の歌詞が割と言葉足らずな理由は

敢えて直接的な表現をしないで
読み手に想像してもらうことが
前提にあるからです。

限られた譜割りの中で
端的な言葉でイメージできるように
比喩したり情景描写します。

RADWIMPSの歌詞はどの楽曲も歌詞が素敵です。

その表現力に心を奪われる。

『愛にできることはまだあるかい』

特にこの歌のエモさは

「今でも君を愛しているよ」という

ありきたりな言葉を、

『愛にできることはまだあるかい』と

伝えている部分だと思います。

**************

愛はあるけど、
その愛の使える場所はまだあるかい?

僕が君にできることはまだあるかい?

僕はまだ君のこと好きだけど、

君は僕のことまだ必要としているかい?

**************

そんな気持ちを表しています。

新しい企画タイトルや
商品ネーミングをつける際にも

この作業がめちゃくちゃ大事なポイントだと思う。


意味を変えずに言葉を他の言い回しに置き換える
パラフレーズやリフレーミング(言い換え)です。

目新しい言葉を創り出すことが
=今までにない新しい価値の提案。

コンテンツも企画も常に新しさが大事。

このタイトルとサビの歌詞は単純な

「今でも君を愛しているよ」の
新しい言葉の置き換えであり
新しい価値の提案です。


RADWIMPSなんだよ、ただの天才かよ。
いつも嫉妬します笑


アーティストの歌詞からも
こうやって深い学びがありますね。